チャート読みこなし編  ◇信用残高◇ 05.10.30

  銀次郎は基本的に、信用取引はしないことにしています


 自分の性格はよく分かっているつもりですから、ハマることは目に見えていますからね。


 もちろん、ルール通りにやればなんら問題ない取引ですが、その前提が守れませんからね。。。。。。


 やらない人には関係のない話ですが、それではなぜに、チャート読みこなし編の、信用取引が出てくるのかと言いますと。

    信用取引をやっている人たちの動向で、今後の株価が読めるのです!!!!


          こんなこと銀次郎が言うと、

















                        

        この人と同じくらい、
ンチキくさいですが。。。。









 まずは、信用取引の簡単な説明から。

 @ 自己資本以上の投資ができる!(約3倍の取引可能) 金利がかかります!

 A 下げ相場でも儲けられる!  
  
     の2点が大きなメリットでしょうか。


  @はなんとなくわかりますね? 問題はAです。 株価が下げてるのに儲けられるのか?

 信用取引の場合には、「下がりそうな株を売っておき、実際に下がってから買う」ことが可能です。



                これが「空売り」です。



 それではなぜ売り注文からスタートできるのか?それは、証券会社や証券金融会社、機関投資家などが株券を貸してくれるからです。それを売って、うまく値下がりしたら買い戻す。すると売値と買値の差額が儲けとなるわけです。 下げ局面から儲けられるなんて すばらしいですね。



 
 信用取引の売りと買いの株数は週に1回、東証などの取引所から前の週の合計値が発表されます。


    これが「信用残高」です。証券口座を持っていれば確認できますし、YAHOOやライブドアなどのサービスでも確認できます。  たとえばこちらで確認




  6ケ月後には反対売買しなければならないという信用取引の特徴はを考慮すれば、信用残高から需給での株価の予測がつくということです。


実際に見てみましょうか。


 【5481】 山陽特殊製鋼 週足チャート

 




 ちょっと見にくいですが、  赤線 ⇒ 信用買い残  (買い残とは買い建て後の未決済残高)
                  青線 ⇒ 信用売り残  (売り残とは売り建て後の未決済残高)


 信用買いしている人 ⇒ 今後、株価が上がると思っている人。
 信用売りしている人 ⇒ 今後、株価が下がると思っている人。


  山陽特殊製鋼のチャートと信用残表示をよーく見てください。


 売り残が増えると、株価は上がる。
 
買い残が増えると、株価は下がる。


 という繰り返しになっていますね。
   
  おかしくないですか? 普通は買いたい人が増えれば、株価はあがるはずなのに?

 これには理由があります。



  株価が上昇している局面では買い建てを決済する売りが多く出ます。


 そのかわりに、新規で信用取引の買い建てをする人も多く、買い残は増えません。ところが、買い残が増えてくると注意です。 買い残が増えているということは、買い建てている投資家が利益確定できなくなっているということ。


上でも書きましたが、信用取引は6ケ月後には必ず反対売買しなくてはなりませんし、決済しないまま建てっぱなしにしていれば、金利もかかります。


  よって、買い残増加は逆に売り圧力となり、株価の動きは重くなる。ということです。



売り方からみるとまったく逆のことが言えます。

株価が下げ局面であると利益確定の決済買いがはいってくるため、一定の水準以上には売り残は増えません。

しかし、株価が下がると思って空売りをしたにもかかわらず、株価が下がらなかった時、決済できない投資家が増える為、売り残は増えます。


  よって、売り残増加は買い圧力となり、株価の動きは軽くなる。ということです


               【信用残高の増減と株価の関係】
買い残 増加 減少
売り残 減少 増加
株価 下落 上昇


   買い残増加で将来の売り要因  ⇒ 株価下落

   売り残増加で将来の買い要因  ⇒ 株価上昇


   と、いうことです。







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                          信用倍率、逆日歩へ



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