業績を読みこなそう編 ◇決算短信 A◇ 05.10.8 | ||||||||||||||||||
決算短信@では基本的で、皆さんがよく見ている数字をとりあげました。 ここからは普段あまり細かくみていない人もおおいんじゃないでしょーか?(もちろん銀次郎もそうです) 数字的には非常に重要な項目ですので確認しておきましょう。 【4835】 インデックス 決算短信から E 総資産 文字通り企業が保有する全ての資産のこと。現・預金や有価証券、繰り延べ税金資産などの流動資産と、土地や不動産、工場などの施設・設備・営業権などの固定資産から構成される。 F 株主資本 「自己資本」とも言う。株主からの出資で調達した資本や、期間利益の積み立て(内部留保)などで構成される。借入金と比べて返済義務がなく、会社が柔軟に使える資本で、これが充実していると経営の安定性が高い。 G 株主資本比率 総資産に対する株主資本の割合。これが高いほど企業の安全度、信用度が高くなる。ただ、新興IT企業など、総資産が少ない企業は数値が高くなる。一概には高い、低いとは言えないので同業他社との比較が重要。 (業界比較下記参照) H 一株当たり株主資本 BPSとも呼ばれる。株主資本÷発行済み株式数で算出される。企業の解散価値(倒産時に一株当たりに分配される金額)とも言われる。 PBR(株価純資産倍率)は 株価÷BPSで算出される。 【業種別の株主資本比率】
業界平均値より大幅に数値が下回っている場合、財務面で問題を抱えている可能性があるので注意。 じゃあ、お前の保有銘柄の財務状況、答えられるのか?と思った方は ⇒ 業績を読みこなそう編 決算短信Bへ |
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