グループ株 (セクター)
株は銘柄によっていくつかのグループがあります。代表的なものを簡単にまとめてみました。
カテゴリー 解説 投資期間 PER
国際優良株 社名、あるいは商品ブランドが世界的に知られている高収益企業の株。
一般的に海外の売り上げ構成が多く(国内を上回っていることが多い)。当然海外の株主が多い。
収益力が高いため、株価は基本的に業績に基づき動く。
円高に弱い傾向にあるが、最近では多くの企業が海外進出を進めているので、昔ほどは影響を受けないが、円高になると必ず売られる傾向にある。

トヨタ・キャノン・ソニーなど
中・長期投資 高い
ハイテク株 ハイテクに関連の半導体や液晶メーカー、電子部品などの株。
デジタル関連機器の人気に左右される。

ニューヨークの株式市場にも上場していることが多く、米国のハイテク需要の動向に影響を受けやすい。

国際優良株とかぶる銘柄もありますね。

ローム・東京エレクトロン・村田製作所など
中期投資 高い
内需関連株 国内で消費される製品を扱うメーカーやゼネコン、不動産、食品、機械など。
景気が冷え込んでいるときなどは商いが薄くなる。

円高や内需の回復が予想されれば上昇はする。
短・中期 -
景気敏感株 鉄鋼・セメント・化学・紙・パルプなど素材銘柄や工作機械などの設備投資関係をさして景気敏感株という。
これらの銘柄は景気動向や景気対策の影響をうけやすく、GDPや景気動向指数にも反応しやすい。
中期投資 -
ボロ株 赤字決算が長期間続き、株価が低位に放置されている銘柄。中には倒産寸前の会社もある。
株価はほとんど100円を割り込んでいるが仕手筋などの投資グループが買い集めることがあり、突如200円を軽く超えることもある。

ただし、会社の中身をともなったものではないため、長続きはしない。
短期投資 低い




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